第5回環境研究機関連絡会成果発表会
セッション1 科学的知見(地球温暖化を正しく理解する)
IPCC第一作業部会評価報告書(気候変動の科学的理解)に対する日本の貢献
独立行政法人 国立環境研究所野尻 幸宏 |
概要
気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第4次評価報告書は、2004年の執筆作業開始から3年を経て、2007年中に3つの作業部会報告として公表された。第1作業部会では、地球温暖化の実態と今後の予測についての自然科学的根拠に基づく最新の知見をまとめた。わが国からは、直接作業に加わった6名の代表執筆者、2名の査読編集者を始め、執筆協力者、査読者、引用論文著者などの形で、多くの貢献がなされた。今回は、第1作業部会報告書における日本の主な貢献を具体的に示しながら、報告書の全体を概説する。
講演内容
環境研究機関連絡会の参加機関
- 国立研究開発法人防災科学技術研究所(NIED)
- 国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS)
- 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(NARO)
- 国立研究開発法人森林総合研究所(FFPRI)
- 国立研究開発法人水産研究・教育機構(FRA)
- 国立研究開発法人産業技術総合研究所(AIST)
- 国土交通省気象庁気象研究所(JMA)
- 国土交通省国土技術政策総合研究所(NILIM)
- 国立研究開発法人建築研究所(BRI)
- 国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所 港湾空港技術研究所(PARI)
- 国立研究開発法人土木研究所(PWRI)
- 国立研究開発法人国立環境研究所(NIES)
- 国立大学法人筑波大学